ブラックロックCEO、暗号通貨ラリーを噂ではなく「品質への逃避」と呼ぶ
世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)はインタビューの中で、暗号通貨ラリーは誤った憶測ではなく、実際の経済的要因による「質への逃避」であると語った。
「このラリーは噂をはるかに超えている。今日のラリーは、イスラエルの戦争にまつわるすべての問題を背景にした質への逃避です」とフィンク氏。「国債であれ、金であれ、暗号であれ、質への逃避に走る人が増えている。
フィンクのコメントは、SECがビットコインスポットETFを承認したという偽の噂に基づき、ビットコインが本日未明に上昇した後に発表された。しかし、その噂が虚偽であったことが判明すると、暗号価格はすぐに反転した。
フィンク氏は、暗号通貨と米国債や金のような伝統的なヘイブン(避難所)の類似性を示した。
同様に、フィンクは資産のトークン化についても強気の見解を示しており、以前は「金融に革命を起こす可能性がある」と述べていた。先週、ブラックロックはJPモルガンの新しいトークナイゼーション・プラットフォームでトークン化されたファンド株を鋳造したばかりだ。